六曲屏風の「移ろい」も
画廊は桜満開
桜のつぼみは未だ固いが、“花の名所”岡崎市稲熊町の伊賀川堤のほとりにある画廊ブロンシュでは、あす1日から満開の桜で彩られる。
「桜のある風景」を25年間描き続けている同町の洋画家、西村偉人ひでとさん(61)のこの時期恒例の個展。
今回の目玉は、縦1.8メートル、横3.9メートルにも及ぶキャンバス仕立ての6曲屏風に、四季の桜を配した大作「移ろい」。個展が通算50回の節目に当たるのを記念して、桜花の集大成にと描いたという。
このほか、様々な桜の表情を捉とらえた50号から零号の小品まで約30点を出品する。
同展は4月10日まで、午前11時〜午後6時。期間中は無休。入場無料。