「岡崎」ナンバー「賛成」7割超
地域により温度差も
岡崎市、幸田町、額田町の1市2町が自動車の「岡崎」ナンバー創設に向けて実施したアンケート調査の結果がまとまった。賛成は全体の71.3%。岡崎市が74.6%、幸田町60.3%、額田町72.7%で、合併問題の影響からか幸田町での割合が若干低く、地域によって温度差があることがうかがえる。
アンケートは1市2町の18歳から75歳までの個人4,500件と、事業所500件の計5,000件を無作為抽出し、「岡崎ナンバーの導入に賛成ですか」と是非を問う形で行われた。有効回答数は2,094件、回収率は41.9%。
市町別でみると、岡崎市が個人74.6%、事業所74.2%といずれも7割を超えたが、年齢別で30歳代が63.9%と目立って低い。一方、幸田町では10歳代、70歳代の8割以上が賛成する一方、30歳代が52.1%、40、50歳代が57.3%といずれも6割を切った。額田町は20歳〜40歳代の賛成が多いが、事業所が66.7%とやや低かった。
そのほか自由意見では、「地元ナンバーでアピールでき知名度アップになる」「歴史のある地名なので誇らしい」など導入に積極的な意見や、反対に「ナンバーを変える必要性を感じない」「三河ナンバーのほうが他の三河地域との連帯感がある」といった声も寄せられた。
今後は、この結果と導入検討協議会で住民や関係団体の意向を確認し、議会最終日(岡崎・額田25日、幸田28日)の議会同意(意見採択)を待って、4月上旬には県に要望書を提出する。