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東海愛知新聞

町村合併50周年でミュージカル

幸田町で19、20日「星の降るまち」
     音や演出にもこだわり

幸田町が1年半前から準備を進めてきたミュージカル「星の降るまち」の公演が近づき、出演するアマチュア63人の練習にも熱が入っている。手作りの衣装、小道具と、舞台の空間を使った“隠し技”もあり、オリジナルのストーリーで幻想的な舞台を繰り広げる。町民会館さくらホールで19日午後6時30分、20日午後1時、6時の計3回公演される。
 町村合併50周年記念事業として平成15年秋、演劇経験者や教員、役場職員ら有志5人で台本制作委員会を組織。昨年4月に「スクール生」を募集し、ミュージカル出演を前提に歌や踊り、演技のレッスンを続けてきた。
 9月には改めてミュージカルの出演者を募集。オーディションで小学生から55歳の女性まで、65人が決まり、木曜日と金曜日はグループに分かれてダンスレッスン、土曜日と日曜日は全員が集まり舞台けいこを続けてきた。
 兄と妹が帰宅途中、流れ星に飲み込まれ、星の世界を巡りながら再び地球に帰るまでを、最新の技術を駆使してファンタジックに描く。
 また指揮者に、劇団「四季」でも活躍している西野淳さんを招き、東海地方のプロによる生演奏で“音”にもこだわっている。  2月に入ってからは月曜日を除く毎日、練習を続け、ボランティアによる衣装や小道具作りも進み、出演者らは「来場してくれる人が満足する舞台を」と張り切っている。
 入場料は一般2,500円(当日3,000円)、学生1,300百円(1,500百円)。チケットは同町民会館チケットセンターで発売している。  詳しい問い合わせは同町文化振興協会(電話0564―63―5181)へ。

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