根石小で科学体験教室
卒業生の木村博士招き
岡崎城南RC
岡崎市根石小学校でこのほど、自然科学研究機構分子科学研究所の名誉教授木村克美博士を講師に迎えて分子についての体験教室が開かれました。講師の木村博士は根石小学校の卒業生。
この教室は、「時代を担う子どもたちに科学と出会う機会を作り、科学に興味をも持ってもらいたい」と岡崎城南ロータリークラブ(小出浩義会長)が企画した。同クラブによる教育支援事業の一つで今年で4回目。
会場の同校理科室には、5、6年生の希望者と保護者など合わせて約40人が集まり、木村博士の説明で分子の模型を作ったり、実験をしたりした。
ローソクの火や金属の炎の色からどんな原子や分子が燃えているかを見つけ出す実験や、理科室にある空気の重さが全体で320kgもあることを計算する方法などを学んだ。
6年生の石川拓人君、同清水陽介君は「ダイヤモンドが炭素分子からできていると聞いて驚いた」「液体窒素で花を凍らせてしまう実験が楽しかった」と教室に参加したことを喜んでいた。