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東海愛知新聞

初めて4校合同パト

葵中・甲山中と岡崎学園・北高教師と保護者で出発式

岡崎市葵中、同甲山中岡崎学園高県立岡崎北高のPTAと教師らが25日、この地域では初めてとなる4校合同パトロールを行いました。  葵中、甲山中校区ではこれまで、たびたび変質者や不審者が現れた。幸い大きな被害はなかったものの、学校や保護者は危機感を持っていたという。  葵中PTA会長の加藤淳一さんは、子どもたちや保護者から話を聞くにつけ、自分たちの手で子どもたちを守っていきたいと決意。高校側も同じ思いでいるだろうと校区内の岡崎北高校に呼び掛ける一方、伊賀川沿いに通学路を持つ甲山中や岡崎学園高校にも働きかけた。  4校の話し合いは、昨年12月から数回行われ、4校による防犯パトロールを行うことが決まった。  この日は、4校の教師と保護者ら約30人が岡崎北高に集まり出発式をした後、徒歩と車でパトロールに出発した。  徒歩組はのぼりを手に、北高から石神橋に出て伊賀川右岸を東に進み、稲前橋から県道岡崎名古屋線を通って北高までのコースをパトロールした。  加藤さんは「このパトロールで変質者や不審者が少なくなって、子どもたちが安心して登下校できるようにしたい」とはりきっていた。  今後は毎月当番校を決め、それぞれの方法でパトロール。年2回の情報交換会を開く。

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