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東海愛知新聞

デイビッドさん金賞

外国人の日本語コンテスト

YAMASA言語文化研究所

30カ国の合わせて160人の外国人が日本語を学ぶ「YAMASA言語文化研究所」(岡崎市羽根東町)主催の「第13回日本語スピーチコンテスト」が23日、岡崎市羽根町の市シビックセンター・コロネットで開かれた。コンテストでは、12クラスの代表12人が日本の文化や生活に対する感想などを発表した。
 同所で学んだ日本語で発表する場として始まったこのコンテストは、昨年から同センターに会場を移した。評価基準は、わかりやすいか、魅力ある内容か、話の間はとれているかなど。スピーチの制限時間は1人6分以内。
 コンテストは前後半の2部構成で、それぞれ6人ずつ発表。同じクラスの仲間が声援を送る中、どの発表者も年金を払わない若者に対する疑問や、最も売れている日本車と外国車の違いなど、ユニークな内容で聴衆を楽しませた。
 審査の結果、安城市の映画館に行こうとして道に迷った道中を面白おかしく話した、米国カリフォルニア州出身のデイビッド・エイカースさん(49)が、金賞と会場のアンケートで集計した「皆で選んだで賞」をダブル受賞。銀賞にはベトナム出身のヴー・ティ・トゥ・タォさん(33)ら2人が選ばれた。
 コンテスト終了後、デイビッドさんは「(スピーチは)本当に緊張したけど受賞はうれしい。日本語は母国で習っていた時に興味を抱いた。学んだ日本語は仕事に生かしていきたい」と意気込んでいた。

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