大地震・津波に支援金
ジャカルタで姉妹クラブへ
国際ソロプチミスト岡崎
国際ソロプチミスト岡崎(SI岡崎、星野淳子会長)は、大地震と津波で被災したインドネシア・スマトラ島北部への支援活動を行っている同国の姉妹クラブ、国際ソロプチミストジャカルタ(SIJ)に、会員から集めた支援金36万円と衣類などを贈った。
SIJは、壊滅したアチェ州ラムレ村の人々を重点的に支援している。1月末までにSIJに寄せられた支援金約200万円は、小学校や診療所、公民館など公共施設をプレハブで造る資金に充てられる。
SI岡崎の会員、伊藤弘子さんが今月8日ジャカルタを訪れ、SIJのカーティ・ペニワティ会長に支援金を手渡した。その際、伊藤さんはSIJ会員から感謝の言葉とともに体験談を聞いた。
ある会員は、被災で精神的に大きなダメージを受けた人のストレスを癒すマッサージを教わり、避難所で女児に施した。体の神経に沿って指をゆっくり動かすと、2週間泣き続けていた女児は笑顔を見せた。
その会員は「大災害の後はシンプルな援助でも大いに役立つ、というボランティアの基本を学ぶことができた」と語り、「HELP」という言葉のもとに世界が一つになり、今後に初めて希望が持てたと打ち明けた。
SIJメンバーの献身的な支援活動に感銘した弁護士や教師ら4人が新たに加わり、会員は21人になった。SIJ会員は、岡崎を訪問し交流したいと望んでいるという。