機種選定で意見書提出
新廃棄物処理施設 平成23年度完成へ
岡崎市板田町に建設が予定されている「新一般廃棄物中間処理施設」で、学識者や住民などで構成する新施設建設審議会がこのほど、柴田紘一市長に意見書を提出した。
提出されたのは、新施設で採用するごみ処理の機種選定についての意見で、重金属の含有量や溶出量、再資源化や環境負荷の低減、導入費やランニングコストなどの経済性とリサイクル性を重点に検討した結果、「ガス化溶融施設(シャフト炉式)2炉構成」が適しているとしている。
市では年間約10万トンの可燃ごみが収集車で集められ、八帖クリーンセンター(八帖南町)と中央クリーンセンター(高隆寺町)の計4基の炉で焼却している。しかし、平成8年に稼働した八帖の1号炉以外は老朽化が進み、新たな施設が必要となっている。新処理施設は平成23年度の完成が目標。敷地面積約7.8ヘクタール。