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東海愛知新聞

しぼりたての新酒を楽しむ

長誉まつり

岡崎市中町、丸石醸造で12日「長誉まつり」が始まり、大勢の日本酒好きでにぎわった。
 日ごろは見ることができない酒蔵を開放し、新酒のしぼりたてを味わう恒例の催しで、毎回約4千人が訪れるという。
 この日も訪れた市民らは酒蔵を見学したあと、しぼりたての新酒を試飲。渡町から来た男性(57)は「酒っていう感じがする。精製されてない生っぽさがいいねえ」と、ゆっくりと味と香りを楽しんでいた。
 このほか甘酒の接待や、原酒の量り売り、冷やして飲むオリジナルの甘酒なども販売。長誉まつり限定の「竹千代」は1日限定百本とあって、朝早くから大勢の人が買い求めに並んだ。
 また、会場の長誉館「醸庵」では、桑原慶秋さんによる津軽三味線の演奏、さらに深田達彦社長の酒造りの講話などがあり、人気を集めていた。 「長誉まつり」は、きょう13日も午前10時から午後4時まで開かれる。

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