水とみどりの森の駅
岡崎市が構想 額田の合併視野に
岡崎市は8日、来年の額田町との合併を視野に入れた「水とみどりの森の駅(仮称)構想」を発表した。
額田町の豊かな自然を新市の中でどのように活用していくのかを示した構想で、まず両市町の豊かな自然や歴史、文化にふれあえる場所を「水とみどりの森の駅」として認定する。認定された駅では、利用者の利便性を高めるため、案内板の設置、駐車場、トイレなどの周辺整備を行うとともに、森の駅マップやホームページ、活動情報誌などに掲載していく。また実施事業の認定による事業費助成制度なども検討を進めていく。
茅葺の森、ホタルの森、自然体験の森、渓流の森などが考えられるが、これまで額田町が進めてきた茅葺屋敷やおおだの森などの地域づくり事業を継続しながら、岡崎市が市民活動を主体として進めている自然体験の森などの類似事業を相互に関連させている。
今後は環境部を中心とした組織横断的なプロジェクトチームを10日に立ち上げ、具体的な内容を検討していく。