協定55項目すべて整う
岡崎・額田合併協議会 新市建設計画案を正式決定
岡崎市と額田町の第12回合併協議会が31日、岡崎市役所で開かれ、新市建設計画を含めた55の協定項目がすべて整った。
この日は、17日に開かれた県との正式協議で同協議会の新市建設計画案が「異論なし」の回答を得たことを受けて、この案を計画として正式に決定。これによって同協議会が行うすべての調整項目が完了し、実質的な協議が終了したことから、委員一人ひとりが「地域の実情を踏まえた協定項目が整った。不満も当然出るとは思うが合併してよかったと思われる事業運営をお願いする」「順調に話し合いが進んだ。合併に夢と希望を抱いている」などこれまでの感想や、「広域になることで住民サービスが低下しないようにお願いしたい」「協議された計画をいかに具体化、具現化するかに力を注ぎたい」などの意見を述べた。
合併に向けた今後の予定は、両市町の首長による合併協定書調印式が2月16日。両市町の3月定例会で議決後、合併を県に申請する。県の6月議会で議決後、7月に総務大臣へ届出を提出し、8月に告示。9月に合併関連条例の制定改正を行い、来年1月1日に新「岡崎市」が誕生する。