“職人の卵”作品を即売
岡崎で「県職業訓練展」 テーブルなど人気
第47回県職業訓練展が29日、岡崎市羽根町の岡崎職業訓練センターで始まった。
同展は県内の公共職業能力開発施設や認定職業訓練施設の訓練生の実習作品を展示し、施設や訓練生に対する理解と関心を高めてもらうことを目的に、県内3会場で開かれている。西三河会場となる同センターには12の訓練校が参加。作品の販売もあることから毎年大勢の人でにぎわう。
この日も目当ての木製テーブルを手に入れるため、午前6時から寝袋を持って並んだ人もいたという。昨年の来場者は3,600人。今年はそれ以上の人出を見込む。
会場内では岡崎特産の石製品の灯籠や置物をはじめ、バーベキューセット、まな板、すのこから婦人洋品といった訓練生の作品を安く販売。このほか、プランターボックスや脚立、花台、盆栽台、抹茶茶碗、掛軸などもあり、訪れた市民らは作品を一つひとつ手に取ってはていねいに品定めをしていた。
同展は30日も午前10時から午後2時まで開かれる。