エフエムEGAO

番組へのおたより・リクエストはこちら 763@fm-egao.jp その他 局へのお問い合わせはこちら info@fm-egao.jp

東海愛知新聞

米河内駐在所の柴犬「さくら」が首から「交通安全」を

登下校の子どもたちに呼びかけ

柴犬「さくら」

岡崎市米河内町、県道東大見岡崎線(通称大沼街道)沿いの岡崎署米河内駐在所で、「交通安全」と書かれた看板を首からぶらさげた犬が、地域の人気を集めている。
 “看板犬”こと、メスの「さくら」は生後10カ月の柴犬。同駐在所の栗畑利文警部補が昨年5月から飼っている。通勤時は車の行き来が激しい道路で、昨年12月から毎日2回、子どもたちの登下校時間に「交通安全」を呼びかけている。
 性格は「温厚だが気分屋」。室内犬として育ったため、寒さにめっぽう弱くなってしまった。ちなみに、コタツと人間が大好き。
 外に立って30分もたつと、「飽き」と「寒さ」から、ぶらさげる看板などをかじりだす。今まで警部補手作りの看板2枚を破壊。それでも「自分の子どものような存在」と警部補。看板をさげるようになってからは地域の反響が大きく、登下校や散歩中の児童や住民に頭を撫でられたり、記念撮影することも。
 「犬が嫌がらない限りは続けていきたい」と笑う警部補。サクラの咲く季節まで、“さくら”の奮闘は続く。

ページ最初へ