中部国際空港にロビーベンチ5200席納入
オリバー
業務用家具・インテリア製造販売業のオリバー(本社岡崎市薮田一、大川博美社長)は26日、中部国際空港にロビーベンチと縁台ベンチ合わせて5,200席を納入したと発表した。同ベンチの入札には、10数社が参加するという厳しい競争だったが、同社が落札、このほど納入した。
ベンチは、2月17日に開港する中部国際空港(愛知県常滑市)の国際線と国内線ターミナルのロビーに設置された。同社では、今回の入札参加に当たりデザイン、コスト両面での競争力を高めるため、欧州のデザインテイストを取り入れ、製造は豊橋工場を中心に、一部パーツは中国の協力工場で生産を行った。座面及び背面の張り地はトヨタ系自動車部品メーカーの共和レザー(本社静岡県浜松市、野田直樹社長)と共同開発した新製品「PUレザー」を採用。燃えにくく、耐光性、耐久性に優れているという特徴がある。また、納入商品には5色のレザーが配色されている。