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東海愛知新聞

来年秋の完成めざす

岡崎 南部地域交流センター
防災活動室やギャラリー

岡崎市は24日、地域のボランティア活動や自主防災の拠点となる「南部地域交流センター」の基本計画を発表した。
 この地域交流センターは、拡大する市民ボランティア活動や地域防災への取り組み、文化活動などを支援する拠点施設として市内の東西南北四カ所に整備する計画で、北部交流センターは今年4月2日にオープンする。運営は市民活動支援協議会に委託し、市民スタッフが進める。
 北部に続く第2号館となる「南部地域交流センター」は、上地二の前田公園南に新築する予定で、建物は鉄筋コンクリート2階建て延べ約1,600平方メートル。市民活動室や防災活動室・倉庫、市民ギャラリーなどの機能を持つ多目的施設。
 南部地区には、800人収容のホールを持つ県勤労福祉会館(アイプラザ岡崎)があるため、南部交流センターには100人程度のホール、来館者が気軽に立ち寄ることができる「みんなの茶の間」、子どものプレールーム、調理室などを設けた。これらは、昨年7月から計6回開いたワークショップで地域住民ら約300人からの要望を取り入れている。
 今年2月に実施設計に入り、17年10月に着工、18年秋のオープンをめざす。事業費は公園整備費を含めて約7億円の見込み。

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