3年連続「大臣賞」
全国こども科学映像祭で 岡崎市東海中
第3回全国こども科学映像祭で、最優秀賞の文部科学大臣賞を3年連続で受賞した東海中学校の生徒ら6人が19日、岡崎市役所を訪れ、柴田紘一市長に喜びの報告をした。
同映像祭は、子どもたちの科学への関心を育むことを目的としたコンクールで、今回は小学生部門が「身近な生きもののふしぎ」、中学生は「誕生」をテーマに開かれた。
大臣賞を受賞した東海中報道部の作品は「南の北国?東海学区 冬の謎」。同学区が市内で最も南に位置しながら、市の平均気温より1〜2度低いのはなぜかというテーマで、毎日の暮らしの中で感じた疑問を一つひとつ科学的な実験を交えて解明を試みている。
審査員からは「きわめて生真面目なテーマを謎解きの作品に仕上げたところがおもしろい。市民へのインタビューも交えながら実験、観察を進め、記録していく。彼らなりにこの謎を解明していく構成が見事」という評価を得た。
制作したのは尾崎三郎君(3年)太田博明君(同)田嶋優太郎君(2年)小坂有君(同)の4人。部長の太田君は「全員でがんばったかいがあった。今でも受賞が信じられないけど、うれしいです」と話していた。