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東海愛知新聞

■98人88団体に感謝状

岡崎警察署が新春恒例の贈呈式  昨年の交通事故総件数 過去最悪

岡崎署の新春恒例「感謝状贈呈式」が7日、岡崎市竜美丘会館で行われた。個人や団体代表者に、井口弘造署長から感謝状が贈呈されたほか、署員による劇団「岡崎安全座」の寸劇も披露された。
 地元出身の代議士や県議会議員、管内の岡崎、幸田、額田三市町長ら来賓を含め約200人が出席した。愛知県警本部長と岡崎署長の感謝状が贈られたのは、地域防犯・交通安全活動に功労のあった98人と88団体。
 壇上で、井口署長は「昨年は活発な民間ボランティア発足などで、地域との連携や自主防犯意識がより一層高められたと思う。しかし、空き巣や侵入盗は増加傾向にあり、油断はできない。交通情勢も、昨年の死亡事故は23件で一昨年より12件減ったが、事故の総件数は過去最悪となった。悪質化する少年犯罪なども含め、依然として交通・治安情勢ともに厳しいが、署員一丸となってさまざまな施策を展開していく」と決意を述べ、(1)犯罪の抑止と徹底検挙(2)事件・事故への的確な対応(3)住民と一体となった警察活動の推進・愛知万博開催に伴う総合対策―の4つを重点目標に掲げた。
 表彰された団体、個人(敬称略)は次の通り。
 【本部長感謝状】団体=額田町▽個人=服部良男、細川道治、神尾幸男
 【署長感謝状】団体=大門学区地域安全パトロール隊、デンソー幸田製作所ほか85団体▽個人=小野文憲、加藤勤ほか93人

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