「七草かゆ」で無病息災
岡崎市元能見町の神明宮
岡崎市元能見町、神明宮(加藤和子宮司)で7日、「春の七草かゆの会」が開かれた。
七難除けと七福を招く「蘇民将来の神符」の授与に合わせて、毎年この日に行われている恒例の行事。
「七草かゆ」は正月料理で疲れたおなかを休ませるとともに、1年の無病息災を願う行事で、豊田市松平町の農家から取り寄せたセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの“春の七草”180食分を用意。信者らが次々に訪れ、神事が行われたあと、参加者の前に七草とおかゆをのせたお膳が運ばれ、おいしそうに食べた。
家族三人で訪れた主婦(36)は「今年で6回目になります。とてもおいしかった。この1年、家族が健康で過ごせることを願っています」と話していた。