エフエムEGAO

番組へのおたより・リクエストはこちら 763@fm-egao.jp その他 局へのお問い合わせはこちら info@fm-egao.jp

東海愛知新聞

「吉本的ヒント」学ぶ

岡崎市内の教諭ら 講師を招き自主研修会

2学期の終業式を終えたばかりの小中学校の先生たちが23、4日の2日間、岡崎市せきれいホールで自主研修会を開いた。この研修会は、「冬季研修会」の名称で毎年、2学期の終業式の翌日から開かれる。
 第1回は昭和49(1974)年に開かれ、今年は31回目。平成12年までは市少年自然の家を会場にした宿泊研修だった。
 今年は、岡崎市広幡小学校校長・菅沼国雄委員長を中心に実行委員会を組織。講師の人選、運営方法など準備を進めてきた。
 菅沼委員長は「とかく視野が狭いと言われている先生に幅広い教養を身に付ける機会にしてほしい」と研修の成果を期待していた。 
 初日の23日は、国際問題研究所ATWI所長の小関哲哉さんが「2005年の世界を読む」、秀明大学教授マークス寿子さんが「世界の中の日本」の題で講演。日本の置かれている現状と進むべき方向について示唆に富む話をした。
 2日目の24日は、吉本興業福岡事務所を野山雅史さんの講演「21世紀の新しい社会構築の吉本的ヒント」をはじめ、岡崎市市政懇話会委員中村巽さんの「岡崎の教育を考える」、元文部省初等中等教育局長辻村哲夫さんの「学校教育をめぐる諸問題」などの講演があった。
 野山さんは、昭和の初め「エンタツ・アチャコ」のしゃべくり漫才がラジオを媒体にして全国的になっていった歴史にふれ、以来吉本はメデイアを重要視する戦略を今日も続けていると話した。
 また、21世紀は「共生」がキーワードになるとし、吉本的にはスポンサー・テレビ局・吉本が共生することで視聴者にエンターテイメント性の高い番組を提供できると説明した。
 話題のタレント島田紳助の事件にもふれ、先生たちを喜ばせた。
 今年四月から教師になった東海中学校の石川利彦先生は「これまでもいろいろ研修の場はあったが、教育から離れたテーマの話を聞けたのは有意義だった」と話していた。

■岡崎をホームタウンに
   トヨタ自動車の女子バスケチーム 真木助役に報告

社会人女子日本バスケットボールリーグ(Wリーグ)のトヨタ自動車「アンテロープ」の選手らが24日、岡崎市役所を訪れ、同市をホームタウンにすることを報告した。
 Wリーグは、来シーズンから一チームと四度対戦するリーグ戦に変わり、試合数が21から28試合に増える。これを機に地元のファンに愛されるリーグにしようと、試合会場をホーム、アウェイ、中立の地域で3分の1ずつに別けて実施する予定。
 現在、豊田市を本拠地とするアンテロープは、トヨタ自動車の社員に岡崎市の在住者が多いことなどから、岡崎市をホームタウンに加え、岡崎中央総合公園体育館で豊田市と同数の試合を開催することを決めた。
 また、試合のほか選手のサイン会やシーズンオフには小中学生のバスケット教室なども実施する。
 アンテロープは現在8チーム中、同率3位。年が明けた1月23日に中央総合公園で行われるシャンソンとの試合から、プレーオフ出場に向けた試合が再開する。
 真木宏哉助役は「見て楽しんで感動する立場で応援していきたいと思います」とあいさつ。キャプテンの榊原紀子選手は「みなさんに感動を与えられるプレーを見せたい」と話していた

ページ最初へ