“三位一体”で意見交換
岡崎 防犯39団体が初の研修会
岡崎市職員健保会館で15日夜、同市内で活動する39の防犯ボランティア団体が集まり、研修会が開かれた。市に登録している全ボランティア団体が集まったのは今回が初めて。市にも「情報交換の場がほしい」という声があったことから、住民、行政、警察で“三位一体”の研修会を実施した。
研修会には、学区や町内会など、さまざまな単位で活動している各ボランティアから代表2人ずつの計78人が参加した。はじめに、岡崎署員が管内の犯罪発生状況や街頭犯罪の特徴などを発表した上で、「パトロール中に不審者などを見つけても、接触するなど一線を越えた危険行為は絶対にやめてほしい」と注意を促した。
市からは、議会の補正予算案に盛り込まれている青色回転灯100個購入の経緯をはじめ、特定車両に回転灯を設置するに当たって必須の陸運局への認可申請手続きや注意事項などを説明。申請や納入期間を含め、2月上旬ごろまでには、1学区につき2個の割合での導入を考えていることも明らかにした。
最後の意見交換会では、市や警察に対して参加者から、「最新の犯罪発生状況を知るにはどうすればいいのか」「具体的に何をすれば防犯効果が上がるのか」などの質問が目立った。青色回転灯の導入についても「現時点で本当に100個が確保できるのか」といった疑問の声も上がった。
岡崎・額田 合併協地域説明会の報告も
岡崎市と額田町の第11回合併協議会15日、岡崎市役所で開かれ、新市建設計画を含めたすべての協定項目の調整が完了した。
この日は、両市町合わせて13会場で開かれた地域説明会に計905人の参加があり、パブリックコメントで寄せられた意見は10件、それらの意見による案の修正はないとの報告があった。
また、協議会では、新市建設計画小委員会がまとめた新市建設計画の案が提出され、原案どおり承認。今後は県との協議結果を受けて、来年1月31日の次回協議会で素案から案に確定し、2月26日に両市町の首長による合併協定調印式を行う予定。