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東海愛知新聞

手作りゲーム楽しむ

六ツ美地区7小中学校 特殊学級の交流会開く

六ツ美・六ツ美北中ブロックの小中合わせて7校の特殊学級の児童生徒と親がこのほど、六ツ美中部小学校の体育館に集まりゲームをしたり、歌を歌ったりして交流した。
 岡崎市の特殊教育部は昨年から、市内を10中学校ブロックに分け、各ブロックごとに特色ある交流会を行っている。
 六ツ美中部小学校の体育館には、子どもたち38人と親や先生など合わせて約70人が集まった。
 開会式のあと、「世界中の子どもたちが」をみんなで歌って会を盛り上げた。
 今年の呼び物は、各学校で子どもたちが準備したゲーム屋さん。ペットボトルのキャップで作った金魚を紙で作ったあみですくう「金魚すくい」(六ツ美西部小)、あきかんを高く積み上げる「あきかんつみ」(六ツ美北部小・城南小)など5つが出店。子どもたちは、客と店の人に扮して言葉を交わしながら、自然にコミュニケーション能力を高めていた。
 六ツ美南部小学校の伴野友裕君は「ぼくたちの準備したゲームにたくさんの人が来てくれてうれしかった」と笑顔で話していた。
 保護者のひとりは「年に一度ですが、保護者の方たちと会える貴重な機会になっています」と喜んでいた。
 また、岡崎ライオンズクラブ(牧甫会長)から各ブロックに1万円、合計10万円の助成金が、渡邊勝英・市現職教育特殊教育部長に贈られた。

■思いやりの大切さ訴え
   岡崎市人権擁護委員会 園児に寸劇と紙芝居で

岡崎市人権擁護委員会(鳥山満会長)の委員6人が7日、同市栄町の根石保育園と、中町の第一早蕨幼稚園を訪れ、オリジナルの寸劇と紙芝居で、園児たちに思いやりの大切さを呼びかけた。
 第一早蕨幼稚園では、委員らが寸劇と紙芝居を通して「相手の気持ちを考えよう」と園児たちに訴えた。
 同委員会は毎年、「人権週間」に合わせて、市内の小中学校で人を思いやることの大切さを呼びかける活動を続けている。昨年、園児を対象にした啓発紙芝居を初めて上演。今年は、委員の家族が作ったシナリオをもとにしたオリジナルの寸劇も披露した。
 劇のストーリーは、一人だけ黄色のピアニカを持ってきた子どもが、青色のピアニカを持つ児童たちにいじめられる。しかし、古い筆箱を持っていたいじめっ子の一人が、新しい筆箱を持っている同級生に逆にいじめられてしまう。同委員会は「『いじめられた時の気持ちを理解する』ことで、相手を思いやる大切さを分かってほしい」と話していた。

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