岡崎で「第九」演奏会
10日の本番に向け練習に熱
岡崎「第九」をうたう会のベートーベン「第九」交響曲の演奏会が、10日午後6時45分から岡崎市民会館で開演される。
この「第九」演奏会は1983年に外山雄三さんの指揮で第一回演奏会を行って以来、毎年名古屋フィルハーモニー交響楽団による演奏で開催を続け、今年で22回目になる。
うたう会の会員は、市内をはじめ県内各地から集まった9歳から78歳までの会社員や主婦、学生ら。メンバーも毎年入れ替わりながら、200人程度の安定した合唱団を維持している。今年も6月から毎週金曜日の夜、太陽の城で練習を重ねてきた。そのほか初心者向けの特別
練習、合宿などを経て最後の調整に入っている。
本番当日は初参加の47人を含めた会員約186人が出演。全国で活躍している関谷弘志さん(東京音楽大学、愛知県芸術大学講師)が8回目の指揮をとる。独唱は名古屋二期会の基村昌代さん(ソプラノ)ら四人が務める。
入場料は、指定席4,000円、自由席3,000円。岡崎文化協会(電話0564―23―6432)で扱っている。
■2年連続全国大会へ
岡崎市福岡中 フットサル東海大会で優勝
岡崎市福岡中学校のフットサル部は、このほど三重県四日市市で行われた第10回東海ユース(U―15)フットサル大会で昨年に続いて優勝。来年1月8日から大阪市立中央体育館で開催される全日本大会に2年連続出場することが決まった。
同校は、愛知県大会で豊明市豊明中を破って優勝を飾り、東海大会に出場。
大会には、愛知、岐阜、三重、静岡大会の1、2位が参加。試合は、2グループに分かれグループごとの総当たり戦で行われた。
同校は、岐阜2位のFCジーベックには3―2と接戦だったが、他の2チームには圧勝して昨年に続いて優勝、2連覇を果
たした。
主将で3年生の神谷嶺輔君は「全国大会では自分たちのプレーをし、楽しみたい。『強い方が勝つのでなく、勝った方が強い』という言葉を胸にがんばりたい」と闘志を燃やしている。
東海大会出場メンバーは次のみなさん。 3年=太田圭祐、岡田雄也、神谷嶺輔、黒柳友貴、土屋淳也、中島一憲、牧和輝、宮瀬弘一▽2年=吉戸太郎
フットサルとは
1チーム5人が縦26〜28m、横20mのコートでハンドボールと同じほどの大きさのゴールにボールを蹴り込んで得点を競う競技で、ミニサッカーがその前身。日本サッカー協会が主管している。現在世界大会がタイペイで開かれている。