少年消防クラブ県表彰
優良クラブに小豆坂 優良指導者では市川さん
岡崎市の小豆坂学区少年消防クラブ代表、折井麻絵さん(小豆坂小6年)と、井田学区の同クラブ指導者、市川満・井田小学校教頭が、全国少年消防クラブ運営指導者協議会の愛知県支部から優良クラブ、優良指導者としてそれぞれ表彰され16日、岡崎市役所で柴田紘一市長に報告した。
また、矢作北学区の少年消防クラブ員、吉元敦史君(矢作北小6年)が今年7月、県消防学校に1日体験入校した際の感想文で最優秀となった。吉元君は修学旅行のため来庁できず、感想文コピーでの報告となった。
少年消防クラブは、市内全小中学校の児童・生徒で組織。小豆坂学区では小豆坂小児童632人が参加、4年生以上が中心になって活動している。校内では年3回、火災や非常事態発生時の避難、地震時の身の安全確保などの校内訓練を行い、冬場は学区内で「火の用心」回りも。
表彰は「子どもの火遊び」による出火がない学区が対象で、学区自主防災組織や総代会、子ども会などの地区組織のバックアップの寄与も大きい。小豆坂学区少年消防クラブは初の受賞。県内では5クラブが表彰された。
井田小の市川満教頭は平成5年に甲種防火管理の資格を取得。勤務校で救助袋降下訓練や発炎筒による煙体験、消火器の扱いなど実践的な指導をしてきた。
折井さんは「活動が認められてうれしい」、市川教頭も「若いころからこうした活動が好きだった。誰かがやらないといけない大切なこと」などと話し、柴田市長は「皆さんが一生懸命活動されることが大切。これからも頑張ってください」と励ました。
県支部の表彰式は13日、名古屋市公会堂で行われ、矢作北小の吉元敦史君は感想文による意見発表をした。
【吉元敦史君の感想文】(要旨)
震度6の地震体験では身動きできず、煙道体験では前が見えず不安、怖さでいっぱいだった。今までに経験したことがない恐怖を覚えた。ぼく達自身が火事や地震の知識(を身に付け)、対策を取らないといけないと改めて思い知らされた。身近で災害が起きたら今回の体験を生かして町のために役立ちたい。
■早くもXマスムード
点灯式にサンタ姿の園児 イオン岡崎SC
岡崎市戸崎町のイオン岡崎ショッピングセンターで16日、「クリスマス点灯式」があり、同市魚町の嫩(ふたば)幼稚園の園児たちが、「サンタハウス」に明かりをともした。
同ショッピングセンターが毎年、クリスマス商戦を盛り上げるため、企画している。サンタクロースが住む家をイメージした「サンタハウス」は、高さ約四・。
点灯式では、カメラを構える保護者を前に、代表園児が電飾のスイッチを押した。園児四十五人はクリスマスソングを歌い、ムードを演出。保護者や立ち寄った買い物客らを楽しませた。
同店では、サンタハウスを含む電飾約15,000個以外に、天井に多数の風船を飾ったほか、高さ約3.2メートルのクリスマスツリーもサブコートに用意。電飾期間の来月25日まで、多彩な音楽イベントや、サンタにふんしたピエロのパフォーマンスなどを企画し、カップルや家族など幅広い集客を図ることにしている。