1日から規制強化
走行中の携帯電話使用
自動車を走行中の携帯電話などの使用について、11月1日から規制が強化される。
対象は自動車またはミニバイクの運転者で、運転しながら携帯電話などの無線通
話装置を手で持って通話、またはメールやゲームなどに使用した場合、5万円以下の罰金、違反一点が付く。
これまでは、交通事故を起こしたり、歩行者や自動車の通行を妨げるなど具体的な危険を発生させた場合にのみの罰則だったが、規制強化後は、携帯電話を持って使用しただけで違反となる。
岡崎署では「運転中の携帯電話の使用が原因で発生した事故は県内で75件、うち一人が死亡している。危険な行為なので使用しないでほしい」と呼びかけている。
なお、ハンズフリー装置の併用やタクシー無線、傷病者の保護や公共の安全維持のため、やむを得ず通
話する場合は適用が除外される。
■暮らしやお菓子作り学ぶ
矢作中PTA スウェーデンの女性招き
岡崎市矢作中学校で30日、同校PTA(加藤繁幸会長)による「文化教養講座」が開かれ、スウェーデン出身の女性を招いて現地の人たちの暮らしぶりを聞いたりお菓子作りを学んだ。
同校PTAでは年3回程度、会員の交流を深めようと教養講座を開いている。
今回は、来年の愛・地球博で岡崎市のフレンドシップ国の一つになっているスウェーデンについて学ぼうと、中部スウェーデン協会の仲介で大垣市在住のアンナ・カーリンさん(24)を招いた。
アンナさんは、スウェーデン北部のキルナ市出身。同市は北極圏に位
置し、夏の間は太陽が沈まず、冬は太陽の顔を見ない日が続くという。
4年前に日本語を学ぶために岐阜大学に留学。帰国したあと今年8月に再び来日し、岐阜県の外郭団体で国際交流員として働いている。
この日は会員26人が参加。最初に自己紹介を兼ねて質疑応答があり、暮らしぶりや文化について質問。アンナさんは「夏になると海で泳ぎますが、日本人には寒く感じるかもしれません」「スウェーデンの主食はジャガイモですが、日本の寿す司しが大好きです」「スポーツはスキー、アイスホッケー、ピンポン、サッカーが盛んです」などと答えていた。
続いてスウェーデンの家庭で作られる「キラドカカ」と呼ばれるチョコレートケーキを作り、みんなで賞味した。上田典子さん(47)は「生活環境の違いが分かって、興味深かった。きょうのお菓子は家庭でも作ってみたい」と話していた。