ママチャリ耐久レース
2部に分かれスピード競う 31日、幸田サーキットで
前にかごを付けたママチャリでサーキットを走ろうと、幸田町桐山にある幸田サーキットで31日、「ママチャリ耐久レース」が開催される。 ふだんは車が走るサーキット場で、仲間や家族で自転車を楽しんでもらおうと初めて企画。高校生以上の一般の部と、小中学生を含むファミリーの部に分かれ、一周1.085キロのコースを一般の部は2時間、ファミリーの部は1時間で何周走れるかを競う。
自転車は、[1]前に1.5リットルのペットボトル4本が入るかごが付いている[2]泥除け、スタンドが付いている[3]注意を促すベルが鳴る[4]ギアは内装3段以内―が条件。
一般の部は高校生以上の男女、ファミリーの部は成人の男女各一人と自転車に乗れる小中学生を含む親子で編成。1チームは3人から5人。
参加費は高校生以上は一人3000円、小中学生は1000円。定員は一般が60チーム、ファミリーは30チーム。
当日は午前中に試走したあと、午後〇時45分からファミリーの部、2時から一般の部がスタートする。
仲間で3チームをエントリーしている岡崎市朝日町の多々内丈雄さん(48)は「これから練習します。いいエンジンがいますから、もちろん優勝を狙います」と張り切っている。
同サーキットでは「サーキットで自転車を楽しんでもらのが目的」と話し、これから恒例のイベントにしていく予定。
問い合わせ、申し込みは幸田サーキット(電話0564―62―7522)へ。
■多彩な作品約500点 岡崎 奥殿陣屋で備前焼展
秋まつりが行われている岡崎市北部の奥殿陣屋で、多彩な備前焼を展示・即売する「備前焼びっくり展」が開かれている。17日まで。
同展は、三州備前焼工房「池鯉鮒窯」を運営する知立市の陶工、野々山澄雄さん(64)が作った約500点を展示。
会場では、茶わんや小皿、コーヒーカップをはじめ、ユニークな形をした花びんなどを中心に、通常3000―6000円の作品を1000円で販売。特にビールを飲むのに最適な素焼きの器は、釉薬を一切使わない備前焼の遠赤外線効果で、口当たりがまろやかになるという。来場者は、備前焼独特の緋色(ひいろ)を生かしたユニークな作品の数々に関心を寄せていた。