2010年1月21日掲載 第167回
安全・安心とこだわりの両立課題
柵木卓三
【焼麸・生麸・麸菓子製造卸「麸屋藤」店主】
質問
- 商工会議所への期待
- 自社の最近の取り組み
- こうなってる!2020年の岡崎
- 個人経営なので、自己啓発の意味でも、商工会議所青年部の刺激や経営診断などの"新しい風"を取り入れ、一緒に働いている後継ぎの息子(30)が希望を抱き、魅力を感じるような経営につなげたいです。
- 安全・安心な麸を食卓に届けるため、メーンの小麦には国産のものをできる限り取り入れており、「安全・安心で地産地消に貢献している麸」と自負しています。麸は植物性のタンパク質を多く含んでいるので、健康面でも優れています。
今後は安全・安心の側面と、食感、香り、味など製造側のこだわりをどう両立するかが課題です。こだわるほど安定した原材料の仕入れは難しくなりますが、安定した商品の開発につながると考えています。 - 自然が大好きなので、岡崎周辺の山間部の人たちと日常生活を通した交流が活発になってほしいです。