2009年9月10日掲載 第150回
「ほっとする味」にこだわり
奥田泰子
【なめしでんがく「若やぎ」店主】
質問
- 自社の最近の取り組み
- こうなってる!2020年の岡崎
- 昭和58(1983)年の創業から、市内の豆腐屋に硬さなどを特注している手作りの木綿豆腐を使った田楽と、丁寧な野菜作りを心掛けている知り合いの農家から朝調達する、瑞々しい大根の葉を混ぜ込んだ菜飯が自慢です。
メニューがそれほど多いわけではありませんが、「いつ味わってもほっとする日本古来の味」がモットー。創業当時から「体に良いものを」と、食材、料理のほとんどを手作りにこだわっています。一番人気は、焼きながら八丁味噌を三度づけした田楽が香ばしい「菜めしでんがく定食」(税抜き1,000円)。揚げ豆腐やぬか漬けなどの付け合わせも自家製です。地元の野菜を中心に使うなど、コストパフォーマンスを工夫して、メニューの価格も創業当時から維持しています。 - 日本の味を伝える、昔ならではのこだわりの個人店がもっと増えてほしい。個性のある店が減った気がするので寂しいですね。