2009年8月13日掲載 第146回
『愛される短大』目指す
長柄孝彦
【岡崎女子短期大学学長】
質問
- 岡崎に対する思い
- 懇話会事業を含む大学と地域のかかわり
- 今後の地域との連携
- 43年間の歴史がある本学に30年間勤めていますが、学長に就任して「岡崎についてまだ良く知らないことがあるのではないか」と気づきました。岡崎大学懇話会の会長という立場からも、岡崎をもっと知っていくことで懇話会事業の活性化につなげたいですね。
- 産学官に民が加わる連携が主流の昨今、最も大切なのは情報を共有すること。一方的な情報発信ではなく、情報の受け手が「感じたこと」を再発信することで交流が生まれると考えています。懇話会事業を通して、市民の要望を受けとめる機会を作りたいですね。
本学では、学生が町内会と清掃活動に取り組んでいるほか、近くの根石小学校の「声かけ隊」と児童の下校を見守っています。学生にはできるだけ市内を歩いてもらい、そこに息づく住民との絆を築いてほしい。『岡崎に愛される短大』を目指しています。 - 「岡崎に生かしてもらっている大学」として懇話会の4大学が手を携え、地域が大学に寄せる関心に感謝を表していきたいです。