2008年6月19日掲載
マットで「どこでも緑化」
岩泉正則
【ホウスイ代表取締役】
質問
- 自社の最近の取り組み
- こうなってる!2020年の岡崎
- ほっとする時間
- 5年前から、植物の保水剤に使われている吸水性ポリマーの保水性を大幅に高めた「どこでも緑化マット」の開発を進めました。PP樹脂に保水剤を混ぜた広さ0.15平方メートル、厚さ3センチのマットに約3.6リットルが保水できます。重さはわずか700グラムで、女性でも持ち運びでき、市販の芝生を置いておくだけで根を張ります。冬場はほとんど水の補給が不要で、夏場の晴天続きでも1週間はもちます。
現在、造園業者らに試行的に使ってもらっていますが、ビルの屋上、テラスなどの緑化に使えます。岡崎げんき館の屋上緑化もわが社のものです。今後はさまざまな用途が可能な縦型の壁面用の開発や、家庭にも販路を広げていきたいと考えています。 - 市街地のヒートアイランド対策に有効な建物屋上の緑化や、歩道、車道の温度を下げる保水性舗装が進み、自然環境の保全で注目される街になっている。
- 仕事が終わって帰宅し、お酒を飲みながらテレビを見ている時。