2008年5月8日掲載
反射防止技術で独自商品も
鬼崎康成
【東海光学薄膜事業部長】
質問
1.自社の新たな取り組み
2.こうなってる!2020年の岡崎
3.ほっとする時間
- メガネレンズ表面の反射防止の技術を生かし、百万分の一ミリの薄い膜で用途に応じた製品をつくっています。光線の波長の干渉作用を利用して、例えばデジタルカメラのセンサーでは赤外線のみを取り除き、自然の光の画像を取り込む。テレビを操作するリモコンの先端部分は、従来は黒色のみでしたが、これをカラー
化する技術に2年前から取り組み、ヒット商品も生まれました。また最近では、目の網膜で本人を確認する装置にも応用されています。これまではメーカーからの需要に応じて製品化していましたが、これからは独自の商品開発にも挑戦していきます。
- 資源の少ない日本は、ものづくりで経済発展を遂げました。次代を担う人たちに、ものづくり技術を伝えなければいけません。岡崎がその発信地になってほしい。
- 4年前から健康づくりのため、休日に朝の散歩をしています。同じコースを歩くことで自然の移り変わりを感じ、やみつきになっています。
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