2008年4月10日掲載
BDFで循環型社会を
天野信孝
【太田油脂取締役部長】
質問
1.自社の新たな取り組み
2.こうなってる!2020年の岡崎
3.ほっとする時間
- 今年一月からバイオディーゼル燃料(BDF)製造のプラントを導入しました。植物油製造のノウハウを生かし、豊田通商、豊田ケミカルエンジニアリングと共同開発したものです。水を使わないため排水処理設備が不要で、低コストを実現しました。欧州規格をクリアした高品質の燃料で現在、自社と関連会社のトラ ック、ワゴン車などで実証実験を行っています。自社で販売した食用油を回収、BDFとして需要が拡大すれば遊休地を利用した菜の花の栽培、地産地消、廃油の再利用と、資源の循環サイクルができます。食用油の廃油は、わが社では未活用原油と呼んでいます。一般家庭からの廃油回収のシステム化が課題で、「愛知油田」の発 掘を目指します。
- 環境に対する意識が高まり、活動する人たちが経験を重ね、さらに環境保全への意識が深まると思います。食料の自給率も70%に達している。
- 目標を持って活動する中で、一区切りついた時。
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