2008年4月3日掲載
ものづくり開発を支える
谷口武司 【イナック代表取締役】
質問
1.自社の新たな取り組み
2.こうなってる!2020年の岡崎
3.ほっとする時間
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量産される前の試作品を製造しています。ミリ単位から、バスのボンネットなど大型のものまで、樹脂とアルミで切削加工します。家電を中心に弱電、二輪、四輪メーカーから受注していますが、最近はアミューズメントの比率が高まっています。飛行機、ロボットの部品もあり、ものづくりの開発を支えています。完成までのスピードが求められる中、製品の安全性も重要視され、三次元測定器を2台備えて寸法や難しい曲線を1000分の1ミリまで測定します。平成16年には中国・杭州市に工場を設立し、9年の創業当時からの夢だった海外進出を果たしました。今後は試作品製造のノウハウを生かし、新しい分野も開拓したい。
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市内には石製品、繊維、八丁味み噌そなど歴史のある産業がいくつかあります。こうした業界の横のつながりを強化しては。市外からの若い事業家を受け入れる態勢もほしい。
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好きなクラシック音楽を聴きながら、車で移動している時間。
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