2008年3月27日掲載
畜ふんを固形燃料に
太田直樹 【太田商店社長】
質問
1.自社の新たな取り組み
2.こうなってる!2020年の岡崎)
- 養鶏、養豚など畜産農家が畜ふんの処理に困っていることを知り、2年前から固形燃料化する試みを進めてきました。今年度、経済産業省の「バイオマス等未活用エネルギー事業調査事業」の補助を受け、農家から畜ふんを回収し、東京工業大学に協力をしてもらい実験を繰り返しました。畜ふんを加水分解し、乾燥させて固形燃料化する。商品化するには量産が必要です。24時間稼働できる低コストのプラントが完成すれば、各農家に設置することができます。現在、畜ふんは有機質肥料として利用されていますが、システム化できれば高騰する燃料の代替えとして有効利用できます。また畜ふんによるにおいなどの問題を解消できることから、農家の人たちが前向きな気持ちで事業に取り組むことができると思います。2、3年のうちに採算性のあるシステム構築を考えています。
- 高齢化社会を迎える中、食べ物の自給率を上げることで、安全、安心な食生活が確保できると思います。
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