2008年1月17日掲載
一歩先の製品開発を
安福良豊 【ヤスフクセラミックス代表取締役社長】
質問1.自社の最近の情報
2.ほっとする時間
3.こうなってる!2020年の岡崎
- 昭和28(1953)年、父・孝が名古屋市内で安福特殊碍子製作所を創業。40年、現在地に本社と工場を統合しました。ミリ単位の小さくて高い精度が要求される製品を得意にしています。自動車バッテリーヒューズの耐熱、絶縁用の部品は、10年ほど前のピーク時には月700万個を生産していました。現在は燃料の酸素センサー用部品がメーンです。国内のほとんどの自動車メーカーに使われ、ほかに炊飯器、蛍光灯などの家電や、珍しいものでは新幹線「のぞみ」にも使われています。直接、目に見えるものでは公衆電話のボタンは、100%わが社の製品でした。一歩先の製品開発を目標に、昨年まで名古屋工業大学と共同研究を行ってきました。今後は通信分野への進出と、若い技術者を育てるのが課題です。
- 家族5人そろって食卓を囲む時。
- JR岡崎駅や名鉄東岡崎駅周辺と、康生地区の整備が進み、にぎわいが戻っている。
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