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東海愛知新聞

開花早く甘い香り

岡崎・五万石藤まつりスタート

岡崎の春を彩る「五万石藤まつり2023」が19日、岡崎公園一円で始まった。桜と並んで岡崎を代表する花である「岡崎城跡の五万石ふじ」(県指定天然記念物)をはじめとした園内の藤の花を楽しむことができる。今年は藤の開花が例年より早く、当初の予定を2日前倒しして岡崎城の南にある五万石藤棚でのライトアップを始めた。まつりは5月5日まで。ライトアップは午後6〜9時。(横田沙貴)

■予定を2日前倒し

藤の花は19日時点で花房が90センチ程度まで伸び、60センチ程度が開花している状態。同園によると、昨年と生育状況は同程度だが、例年より1週間程度開花が早い。23、24日ごろに見頃を迎える見通しで、花房は最大で110センチほどまで伸びるという。既に多くの観光客が訪れ、藤棚から垂れる薄紫色のかれんな花を楽しんでいる。

期間中は、週末に藤棚横に飲食店が出店するほか、同園多目的広場で「どうだん家康公!! 〜藤まつり」と題して、マルシェなどのイベントが計画されている。また、城南亭立礼席では5月21日までローズウインドウ(ステンドグラスのように切り抜いた紙細工)の展示も行われている。

4月29日午後3時30分から、岡崎ふるさと歴史教室主宰で歴史研究家・市橋章男さんと岡崎市出身のフリーアナウンサー青木源太さんによる「第2回どうなる歴史トークショー」が岡崎城二の丸能楽堂で開かれる。聴講無料だが先着250人で当日の午後2時30分から整理券を配る。

29、30日午後7時から5分間花火の打ち上げもある。

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