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東海愛知新聞

岡崎竹千代ポークのハンバーグ

洋食もりい 魅力的な地元食材を提供

岡崎市柱3の飲食店「洋食もりい」で、3月に同市で誕生した新しいブランド豚「岡崎竹千代ポーク」を使用したハンバーグを提供している。肉の味はもちろん、環境保全やまちおこしにもつながる同豚の魅力に期待が高まる。(酒井希実)

岡崎竹千代ポークは同市内で生まれ育った三元豚。市内で荒廃が進む竹林から伐採した竹を竹炭にして餌に加えており、環境保全に貢献すると同時に豚肉の臭みが軽減されている。また、食品メーカーで小麦製品を製造する際に出る副産物を使った小麦主体のリサイクル飼料を与えており、まろやかで甘みのある味が特徴だという。JAあいち経済連が運営する食肉市場の職員が出荷前に肉のきめ細かさや脂の質を確認し、基準をクリアした半数ほどだけがブランド豚として認定される。

同店では岡崎竹千代ポークの出荷が始まると同時に、提供する全ての豚肉を同豚に変更。一頭丸ごと仕入れ、部位ごとの特徴を生かして調理する。牛と豚の合いびき肉を使用するハンバーグでは、あふれ出る肉汁や柔らかさにつながる脂身、しっかりとした食感やうま味のある赤身といった豚肉の部位の配合を工夫することで、以前に比べてジューシーでしつこくない味わいになったという。

店長の森井優樹さん(36)は「バージョンアップしたハンバーグを通して地元の人に岡崎竹千代ポークを知ってほしい。メニューに取り入れている飲食店同士の相乗効果で、まちの魅力にもつながるように発信していきたい」と力を込める。

ハンバーグやローストポークが入った「もりい弁当」は、テークアウトのほか同市中島町のスーパーマーケット「マグフーズ中島店」でも数量限定で販売している。

問い合わせは、洋食もりい(79―3887)へ。

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