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東海愛知新聞

人生経験を成長に

キャリアモデル開発センター岡崎
りぶらで講演会

複数の仕事やボランティア、趣味など、これまでその人が積み上げてきた人生経験全てをスキルアップなどに生かすという人材育成の考え方「キャリアモデル」を提唱し、その考えに沿ってコンサルティングなどを行う「キャリアモデル開発センター岡崎」がこのほど、岡崎市稲熊町に開設された。オープンを記念した講演会が9日、同市図書館交流プラザ(りぶら)で開かれた。

キャリアモデルは「会社員」「大工」「ユーチューバー」「作家」「ボランティア」といったその人の職種や特色、技能などから3つ程度を組み合わせてつくる。構成要素は事業や趣味、特技、出身地などでも可能で、このモデルに沿った生活を通じて、それぞれの要素がシナジー(相乗効果)を生み出してさらなる成長や収入アップ、幸福感の獲得につながることが期待されるという。

同センターは2018(平成30)年から全国各地に設置され、キャリアモデルに沿った人材育成やコンサルティング、講演活動などを行っている。現在は岡崎市や豊田市など全国8カ所に設けられている。

講演会ではキャリアモデルの提唱者で同センターを運営する一般社団法人ソーシャル・デザインの長沼博之代表理事、豊田の鬼木利瑛センター長、岡崎の倉橋和之センター長が、それぞれ特色や実例、岡崎のセンターでの事業内容などについて説明した。岡崎では個人向けのキャリアモデル開発や企業向けの従業員研修などを予定している。詳しくは、同センター岡崎のホームページで。(横田沙貴)

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