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東海愛知新聞

活動発表で環境大臣賞

岡崎市河合中 伝統のゲンジボタル保護

岡崎市河合中学校が、11月21日に環境省で行われた「第56回全国野生生物保護活動発表大会」で最高位の環境大臣賞を受賞した。

全国の児童・生徒が行う生物保護活動を発表する同大会には9都道県の小、中学校、高校13校(中学校は河合のみ)が参加。同賞は発表内容から小、中学校、高校から1校ずつ選ばれる。

河合中は1966(昭和41)年から行う伝統のゲンジボタル保護活動について発表。毎年、自然科学部(今年度は1、2年生6人が所属)が中心になり、全校生徒に校区内の小学校児童、住民らと共にホタルの保護・繁殖と幼虫の放流、分布調査などを進めている。さらに、4年ほど前から、カワニナに代わるホタルの幼虫の餌を探す研究を実施。同部は「カワニナが1番いい」と結論付けた。

同省での発表は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入場制限が3人までだった。だが「6人全員で紹介したい」という部員の思いから、近藤浩之校長のみ同省へ向かい、6人が同校からオンライン会議サービスを使って“リモート発表”した。

部長で2年の浅井慶君は「長年にわたる地域の方との活動と研究が認められた結果だと思う。もっとたくさんの方にホタルのことを知ってもらい、保護活動に参加してもらいたい」と思いを語った。(横田沙貴)

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