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東海愛知新聞

強靱な体で治安維持

岡崎署 各部署にバランスボール導入

岡崎署はこのほど、事務椅子の代わりにバランスボールを活用する取り組みを始めた。愛知県内の警察署としては先進的な取り組みで、健康増進を通じて一層の治安維持を目指す。

一般的な球形のバランスボールと椅子の上に置く座布団タイプの2種類を計8個導入。署内の各部署に配布し、署員が使用している。バランスボールは体幹強化や姿勢の改善、腰痛防止などの効果があるとされており、業務をしながら健康づくりに取り組むことができる。

開始から約2カ月が経過したが、署員からの評判は上々。小野田弘樹副署長も「腹筋や体幹が鍛えられている感じがする」と太鼓判を押す。

同署によると、県警厚生課はこの夏、健康増進を目的とした取り組みを進めるよう各署に通達。同署では長時間にわたるデスクワークで猫背になったり、腰を痛めたりする署員がいたことから、バランスボールを使うことになったという。さらに、「岡崎署健康増進プラン」と銘打った階段の使用に関する目標も設定し、署員が自覚を持って健康に向けた取り組みを進められるようにしている。

小野田副署長は「強靱(きょうじん)な体力と気力をつくって、管内(岡崎市、幸田町)の治安の維持に取り組んでいきたい」と意気込んでいる。(犬塚誠)

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