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東海愛知新聞

特徴生かすアイデア

県立岩津高校で八丁味噌料理対決

県立岩津高校で2日、調理国際科の恒例行事「八丁味噌料理対決」が開かれた。1年生31人が、八丁味噌を使って考案したおかずやパン、スイーツなど15品を調理。岡崎市八帖町の合資会社「八丁味噌」や学校関係者らが試食・審査した。(酒井希実)

生徒は、味噌の風味や塩味、コクといった特徴を引き立てる味付けを工夫。昨年からはSDGs(持続可能な開発目標)の観点で野菜の皮や茎も取り入れて無駄を減らしたり、フェアトレード(公正・公平な貿易)の食品を使ったりしている。

2人1組で9月から試作を重ね、この日は1時間ほどで調理。審査員は味、盛り付け、アイデアの3項目を評価した。

最優秀賞には仲野衣舞さん(16)と成瀬あかりさん(15)の「秋なのに春の予感―みそと芋の出会い編」が選ばれた。豆腐や芋でできた団子に味噌のみたらしを掛けたスイーツで、ビーガン(動物性の食品を食べない菜食主義)の人も食べられるように、バターを植物性のマーガリンで代用。みたらしは味噌の塩味に合わせて砂糖の量を調節し、甘じょっぱく仕上げた。「まさか最優秀賞なんてびっくりした。これからは積極的にコンテストに出て自信をつけたい」と意気込んだ。

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