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東海愛知新聞

3681人が駆ける

初開催のにしおマラソン

西尾市内で6日、同市初のフルマラソン大会「にしおマラソン2022」が開かれた。大会は、42.195キロを走る「フルマラソン」と「2キロ」の2種目で構成され、市内外の3681人が早春の西尾を駆け抜けた。()

開会式では、大会長を務める中村健市長が「(新型コロナウイルス感染拡大の影響で)難しい判断を迫られたが、感染対策を徹底して開催することとなった。(旧幡豆郡の一色、吉良、幡豆町との)合併10周年を記念する西尾の要素が詰まった大会。皆さんの手で盛り上げていこう」とあいさつした。

フルマラソンは、スタート地点の市文化会館前から時間差で4グループに分かれて出走。ランナーたちは西尾城跡や沿岸部、茶畑の近くなどを通るコースを疾走した。中には飛脚やさまざまなキャラクターにふんした出場者の姿も見られた。

また、今大会には2004(平成16)年のアテネ五輪女子マラソン金メダリストの野口みずきさん(43)らがゲストランナーとして参加。野口さんは2キロの部で市民ランナーと伴走し、子どもや高齢の出場者らと時折言葉を交わすなどしながら汗を流していた。

フルマラソン男子は、愛知県東浦町の江本悟司さん(49)が2時間28分40秒で西尾公園総合グラウンドにトップでゴール。女子は岡崎市の中山祐佳さん(39)が3時間9分3秒で優勝した。江本さんは「マラソン優勝は13、4年ぶりでうれしく思う。ラスト3、4キロの所で仕掛けて優勝することができた」と喜びを語った。

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