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東海愛知新聞

観光関連事業者を支援

岡崎市 バス借り上げ料や周遊案を助成

岡崎市はこのほど、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた市内の観光関連事業者への支援策として、民間事業者による観光バスツアー実施や観光周遊ルート作成費用などの助成を発表した。31日開会の市議会9月定例会に事業費計1570万円を含む一般会計補正予算案を上程する。()

支援事業は「観光バスツアー支援事業」と「着地型旅行商品開発事業」の2つ。2023年放送予定のNHK大河ドラマ「どうする家康」を見据えた観光環境の整備につなげる狙いもあるという。いずれの事業も全額市費で賄われる。

観光バスツアー支援事業(予算額1000万円)は、市内のバス事業者を利用した団体ツアーを行った場合、ツアー実施事業者に対しバスの借り上げ料を補助。さらに、ツアー中に市内の飲食店で食事またはケータリングをした場合、その費用も助成する。

助成額は、市外から出発し、市内を周遊する場合は借り上げ料の4分の1(最大3万円)、市内を出発して市内・外を巡る場合は2分の1(最大6万円)。申請1回につき食事代の助成は最大1万円。

着地型旅行商品開発事業(予算額570万円)は、民間事業者が、市外からの観光客を岡崎に呼び込む(着地させる)ための旅行商品(観光周遊ルート)の開発・販売を支援する事業。

市内に事業所がある旅行事業者から、徳川家康のゆかりのスポットを加えた観光周遊ルートを募集。提案内容に応じて優秀ルート、優良ルート(最大各3提案)を選ぶ。

市は全ての参加事業者に10万円の協力金を支援。優秀ルート考案事業者に40万円、優良ルートの事業者に20万円を贈る。また、優秀ルートを実際に商品として実施する場合には必要経費の3分の2(最大50万円)を助成する。

なお、両事業とも議決後に速やかに対象事業者向けの説明会を行う予定。開催時期は未定。

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