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東海愛知新聞

五輪メダリストに学ぶ

龍北総合運動場1周年に朝原さん

「スポーツの日」に五輪メダリストに学ぶ―。岡崎市龍北総合運動場1周年記念イベントが23日、同所で開かれ、2008(平成20)年の北京五輪陸上男子400メートルリレー銀メダルの朝原宣治さん(49)が約100人に向けて技術指導を行った。()

朝原さんは冒頭で「素晴らしい競技場。きょうは東京五輪の開幕日でもある。大きな声では言えないけれど、待ちに待った日。選手は一生懸命やってほしい。皆さんの役に立てるよう頑張るので、楽しくやろう」とあいさつした。

入念なウオーミングアップの後、フィールド(芝生)で1つ1つの動きを丁寧に説明した。「走る時の基本姿勢は背筋を真っすぐにして、地面を強く踏むイメージ。地面に大きな力が伝わるように走ってほしい」とアドバイスした。走りを披露すると、その圧巻のスピードに参加者は驚嘆した。陸上部に所属し、100メートルが専門の同市葵中学2年の安田優花さん(14)は「体の軸がぶれず、すごいと思った」と感心していた。

朝原さんは本紙の取材に対し「暑い中で、皆さんが積極的にやってくれた。今後も頑張ってほしい」とし、東京五輪については「注目の400メートルリレーの日本の走順は個人の100メートル、200メートルの結果次第。無心で悔いのないよう全力を尽くしてほしい」と“後輩”にエールを送った。

この日は、陸上競技場以外でもさまざまな企画が行われた。昨年7月4日にオープンした同運動場の1年間の利用者は約13万3000人。

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