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東海愛知新聞

願い浮かぶ風呂

おかざき楽の湯 七夕にヒノキの円盤

岡崎市庄司田1のスーパー銭湯「おかざき楽の湯」(平山貴英店長)で7日、七夕にちなんだ企画「将来の夢風呂」が始まった。子どもたちが願い事を書いたヒノキの円盤計約400枚が男女それぞれの露天風呂に浮かべられている。11日まで。(髙木駿太郎

小豆坂羽根緑丘の3小学校の2年生を中心とした児童と、同市福岡町のみやこ幼稚園の園児の約400人が、「パン屋さんになりたい」や「サッカー選手になりたい」といった将来の夢などを直径約8センチのヒノキの円盤に書いた。中には「ユーチューバーになりたい」と現代の子どもらしい夢もあった。

同企画は、コロナ禍で子ども向けの行事などが中止になっていることから、「夢や希望が持ちづらい世の中になった。子どもたちに希望を与えられることはないか」と考案。願いを書いた短冊をササにつるすと願いがかなうとされている七夕に実施した。コロナ禍により子どもの来店が減っているという平山店長。「このイベントを機に子どもたちのにぎやかな声が再び響くようになってほしい」との願いを込めている。

また同店は「岡崎の良さに気付いてもらいたい」と、同市福岡町の太田商店の「ランニングエッグ」(1パック8個入り350円)や同市柿田町のタナベの「工場(いちご)タナベリー」(500円)といった市内にある事業所の商品などを集めた「岡崎物産展」を店内の物販スペースで実施している。7日現在で7事業所の商品を扱っており、今後も商品の取扱数を拡大する予定。

平山店長は「地域あっての銭湯。風呂だけではなく、そこで広がる人の輪が入浴より大切だと思っている。『将来の夢風呂』や『岡崎物産展』を堪能して語り合ってほしい」と来場を呼び掛けている

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