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東海愛知新聞

いざという時の備えを

岡崎市立中央図書館 特別展示「東日本大震災から10年」

岡崎市立中央図書館で特別展示「東日本大震災から10年」が開かれている。地震や防災に関する書籍や同市職員らの復興支援、被災地の写真などを紹介。同館は災害を風化させないことで、市民らに有事の際の備えを呼び掛けている。30日まで。()

今回の企画には、市防災課と消防本部が協力した。資料の展示は3カ所。2階入り口前には、被災地(宮城県亘理町)の様子や岡崎市消防職員らによる現地での救助活動、災害ボランティアの活動などを撮影した写真パネル7枚を掲示している。また同階展示コーナーには地震や災害、避難所に関する書籍100冊をリストアップして展示。非常持ち出し袋とその中身の展示も合わせて行っている。

さらに同階イベント本コーナーには、図書館職員が今回の企画のために敢行した、亘理町で行方不明者の捜索に当たった消防職員と、同町で集団移転に関する業務を手伝うために長期派遣された市職員へのインタビューのまとめ記事などが掲示されている。まとめ記事は複数枚コピーされており、来館者が自由に持ち帰ることができる。担当者は「このところ写真パネルの前で立ち止まって見たり、まとめ記事を持ち帰ったりする人が増えた。10年という節目を前にして関心の高さがうかがえる。この企画が何かしら役立てられたらうれしい」と話している。

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