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東海愛知新聞

岡崎城の“裏口”発掘

6、7日に公開 「坂谷門」の痕跡見つかる

岡崎城天守の西側にあったとされる岡崎城跡坂谷曲輪(くるわ)の発掘調査で、曲輪の城門「坂谷門」の痕跡とみられる礎石や石垣などが見つかった。調査している岡崎市教育委員会は「岡崎城跡の研究にとって有意義な結果。重要な基礎資料になる」としている。()

坂谷曲輪は江戸時代の絵図や文献で存在が記録されている。坂谷門は大手門に対する“裏口”に当たるというが、枡形(ますがた)(2つの門と城壁からなる防衛設備)や、土橋で曲輪とつながった丸馬出し(城郭や陣営などの出入り口に設置する半円状の防衛施設)がある厳重な造りだったという。同市教委は「坂谷門は関ヶ原の戦い後に造られ、まだ力が残っていた大坂方が攻めてきた時のことを考え、西方の防衛を意識していたと思われる」と話す。明治時代の廃城令後に取り壊されたと考えられている。

今回の調査では、坂谷門があった場所で2つの門の礎石や石垣などが発掘された。特に城の外側にあった「高麗門」の門扉を開放したときに雨風から守るための屋根を支えた「鏡柱」と「控柱」の礎石は良好な状態だった。

さらには、高麗門をくぐった直後と思われる位置に高さ10センチ程度の段差があり、枡形内の地面が東側に向かって緩やかな登り坂になっていることも分かった。

同市教委はあす6日と7日の午前10時〜午後3時に発掘現場を公開する。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、現地説明会は実施しない。事前申し込み不要で当日会場へ。

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