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東海愛知新聞

コロナ禍での変化学ぶ

羽根小 オンラインでJAL機長らと会話

岡崎市羽根小学校で8日、専門家と連携した授業がオンライン会議サービス「Zoom」を活用して開かれた。この日は、日本航空(JAL)の機長と副機長、キャビンアテンダントの3人がそれぞれの仕事などを紹介した。()

今年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響などによりこれまで外部の専門家を校内に招いた授業を行うことができなかったが、8月に校内のネットワーク環境が整備されたため、教室でのオンライン授業が実現した。

授業は、午前9時35分〜10時20分に5年生3クラス(118人)、午前11時〜午後0時20分に6年生3クラス(113人)の2回実施された。各教室のテレビにウェブカメラとマイクが設置され、機長らと児童が画面を通して会話した。

児童からの質問に3人がそれぞれ答える形で進行。「新型コロナで変わったこと」という質問に対して3人は「客ではなく物資を運ぶことが増えた」、「感染拡大防止策はもちろん、マスク越しでも笑顔が伝わるように気を付けている」などと答えた。また、「パイロットの給料」といった児童の疑問に「給料はあまり活躍していないプロ野球選手ぐらい」などユーモアを交えながら回答する場面もあった。

質問が一通り終わると、テレビ画面に飛行機の離着陸や機長席から撮影された飛行中の動画が放映され、通常は見ることができない映像に児童は感動していた。

6年の田口さくらさん(12)は「私たちの質問に誠実に答える姿がかっこいいと感じた。機長の仕事などが聞ける貴重な経験ができてよかった」と話していた。

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