東海愛知新聞バックナンバー
 6月24日【火】
ドイツへ派遣
日本スポーツ少年団の一員
岡崎市のリーダー渡邊さん
ソフトボール通じて後輩指導

財団法人日本体育協会日本スポーツ少年団が派遣する「第35回日独スポーツ少年団同時交流」の団員の1人に、岡崎市梅園町の中京大学1年、渡邊大資さん(18)が決まった。所属する岡崎市スポーツ少年団(杉田晃一本部長)からは3年ぶり2人目。7月20日から8月11日までの23日間、ドイツ国内で現地の若者たちとスポーツを通じて交流する。

渡邊さんは梅園小学校3年生のとき、父親の泰昭さんから勧められて同市ソフトボールスポーツ少年団(近藤宏団長)に参加。小中学校、高校時代を通じてソフトボールに親しみ、現在はリーダーとして団員のお兄さん的な役割を果たしている。

平成18年に東海ブロックスポーツ少年団リーダー研修会、昨年は全国スポーツ少年大会など、市内外での活動に積極的に参加していることが認められ、派遣団の一員に推薦された。

市スポーツ少年団にはソフトボールのほか、空手、体操、バスケットボール、馬術、なぎなた、サッカー、ボウリング、軟式野球など14種目が加盟。小学生から20歳まで2,400人の団員がいる。

杉田本部長は「将来の指導者として期待しています。ドイツでは幅広く学び、一生を通じて楽しめる種目を探してきてほしい」と話した。

渡邊さんは「光栄です。現地では文化の違いなども学んできたい」と抱負を話した。

同交流事業には、渡邊さんを含め全国のスポーツ少年団の団員81人と指導者16人の合わせて97人が参加する。また、ドイツからも交流団が来日する。





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