東海愛知新聞バックナンバー
 6月22日【日】
元気が出るおやつ作り
岡崎げんき館で栄養ステーション
親子20人が調理体験

岡崎げんき館で21日、おやつで元気になろうという「親子でおやつを作ろう!」が開かれ、応募のあった20人が調理体験をした。同館市民会議栄養サポート部会が企画した栄養ステーションの第一弾で、今後3カ月に1回開催する。

この日のレシピはニンジンが入った「キャロットパンケーキ」、カボチャを使った「からふる白玉」、トマトの「トマ玉スープ」の3品。最初に同部会の栄養士が調理の仕方を説明。それぞれのテーブルで、さっそく料理が始まった。

受講した親子は、ホウレンソウをゆでたり、トマトやタマネギを刻んだりした。料理が進むと、おいしそうな香りが漂い、出来上がった料理を全員で味わった。

小学3年生の女の子と一緒に参加した30歳代のお母さんは「これまで家でおやつを作ったことはありませんでした。きょうの料理は発想がすばらしく、これからは子どもに作ってあげようという気持ちになりました」と話していた。

このあと希望者にはパネルシアターによる食べ物の話や、栄養相談もあった。

栄養サポート部会は学校や福祉施設、企業などで働く栄養士と、保健所が開催する研修会を受講した食生活改善協議会のメンバーで構成。ボランティアで食育を進める活動を行っている。

今後の栄養ステーションでは、郷土の味、糖尿病予防の健康食、給食メニューの調理を予定している。





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