東海愛知新聞バックナンバー
 5月21日【水】
旧東海道に案内プレート
25周年記念事業で設置
岡崎市ボランティア連絡協議会

岡崎市ボランティア連絡協議会は、発足25周年を記念して旧東海道に案内プレートを設置する事業を展開している。

「京↑旧東海道↓江戸」と書かれたこのプレートは、縦7センチ、横25センチ。全国から旧東海道巡りで訪れる人たちに、市内の区間(本宿―宇頭)が不案内とならないようにと、同協議会の会員が昨年から下見をはじめ、店舗や一般住宅に設置許可を依頼してきた。「地域の活性化の一助になるのでは」と進んで協力を申し出る住民も多いという。

3月に開いた25周年記念のプレイベントでは、伝馬通の街灯や連尺通のプランターに設置。25日に開く「第1回ウオーキング二十七曲を歩こう」から、年内に計5回予定している旧東海道を巡るウオーキングで、約100枚の案内プレートを取り付ける。

中根良一会長は「江戸時代はそれぞれが助け合った社会。そんな昔に思いをはせながら旧道を歩き、今の生き方を見直す機会になれば」と参加を呼び掛けている。ウオーキングへの参加希望、問い合わせは同協議会(21―5377)へ。

岡崎市ボランティア連絡協議会は19日、総会を開き、新会長に中根良一氏を選んだ。同協議会は昭和58(1983)年7月に発足。所属グループも16団体から110団体(会員数3,200人)に増え、福祉のまちづくりをめざして活動をしている。





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